呼吸器疾患は多彩であり、殆どの疾患で充分な治療法が確立していないのが実状です。
我々は全ての呼吸器疾患の克服を目標に、基礎研究から臨床研究まで幅広い研究を行っています。

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現在行っている研究テーマは下記の通りです。
1) 気管支喘息の病態生理に関する研究
2) 気管支喘息の遺伝要因に関する研究
3) 誘発喀痰を利用した気管支喘息バイオマーカーに関する研究
4) 喘息患者末梢血を用いた創薬候補標的分子の機能解析
5) NKT細胞を利用した気管支喘息治療法の開発
6) 過敏性肺炎の病態生理に関する研究
7) 好酸球性肺炎の病態生理に関する研究
8) 慢性閉塞性肺疾患の病態生理に関する研究
9) 慢性閉塞性肺疾患の遺伝要因に関する研究
10) 転写因子を標的とした慢性閉塞性肺疾患の治療法の開発
11) 急性肺損傷(ALI/ARDS)の病態生理に関する研究
12) 転写因子を標的とした急性肺損傷(ALI/ARDS)の治療法の開発
13) 間質性肺炎・肺線維症の病態生理に関する研究
14) 間質性肺炎・肺線維症の診断と治療
stady1_2014-06-05 15.59.5615) 転写制御による肺癌の増殖および抗癌剤耐性抑制に関する研究
16) 化学発癌予防に関する研究
17) 原発性肺癌患者の臨床情報集積研究
18) 進行・再発非小細胞肺癌初回治療終了後患者の観察研究
19) 肺癌臨床検体における遺伝子変異と抗癌剤耐性との関係の研究
20) 病原微生物に対する宿主応答とその制御に関する研究
21) 呼吸リハビリテーションに関する研究
22) 大気汚染と肺疾患に関する研究
23) 呼吸器疾患の症例解析
24) 免疫炎症性呼吸器疾患におけるリンパ球動態に関する検討
25) ヒト気管支肺胞洗浄細胞における免疫受容体の機能解析
26) 日本人気管支喘息患者を対象としたクラスター解析 〜多施設共同臨床研究〜
27)炎症性肺疾患の遺伝素因に関する研究
28)   慢性好酸球性炎症疾患の発症・病態に関する網羅的解析研究
29)   重症喘息における生物学的製剤への反応性を規定する因子の検討
30) 気管支拡張症合併難治性喘息の実態調査
31) 重症好酸球性喘息において生物学的製剤がエピゲノムに与える影響に関する研究

留学について

当科では学位取得後、本人の希望に応じて海外留学経験を積んできている先生方もおります。
近年の主な海外留学先は以下の通りです。

> NIAID, National Institutes of Health
> University of Michigan Medical School
> The Johns Hopkins University School of Medicine
> McGill University