教育と研修

学生教育

 医学専門学群5、6年生を対象とした臨床実習(Bed Side Learning)では、学生は、主治医(教官)受持医(チーフレジデント)、担当医(ジュニアレジデント)から成る診療チームに配属され、クリニカル・クラークシップを通して医師としての倫理観、臨床技能・知識、コミュニケーション能力、問題発見・解釈・解決能力などを養う教育が行われます。
教官あるいはチーフレジデントの指導・監視のもと、静脈・動脈採血や導尿などの比較的簡単な手技を実際に行なってもらいます。
 また、教官によるクルズスとして、人形を用いた気管支鏡検査、シミュレーターによる呼吸音の聴診、血液ガス分析の解釈、肺機能検査、画像診断、がん告知などの多彩な講義と実習が用意され、教科書からは得ることのできない知識や技能を習得することができます。

 呼吸器内科の臨床実習は、学生から極めて高い評価を受けています。

6年間のレジデント制

 6年間のレジデント制(ジュニア2年、シニア2年、チーフ2年)のもと、2年間の初期研修(スーパーローテートを含む)の後、シニア1年目からの後期研修で呼吸器内科所属となります。

 後期研修3年間のうち、6~12ヶ月は筑波大学附属病院で、残りの期間を関連病院で研修します。このうち6ヶ月間以上は、結核病棟をもつ病院で研修し、結核の診療を学びます。レジデント修了時点では、胸部X線・CT読影、気管支鏡検査、肺機能検査、呼吸管理、胸腔ドレナージ法などの基本的な診断・検査・治療法を習得し、どのような肺疾患に対しても適切に診療できるようになります。
 また後期研修期間中には、内科学会、呼吸器学会、アレルギー学会、呼吸器内視鏡学会、肺癌学会の地方会・総会などで発表する機会を数多く与えられます。

 当科の研修終了者は各地域で呼吸器診療の中核を担っております。